モジュール太陽光パネル遮光効果確認結果
大手太陽光パネルメーカー協力のもと
確認日：2015年1月26日12時40分～13時30分
確認場所：富津ソーラー発電所構内
確認方法
- 2014年12月25日に取替を実施し、そのひび割れたモジュールを使用し遮光効果を電圧測定を行い確認した。
- 試験結果、完全遮光シートと難燃性完全遮光シートが電圧0Vを記録し、遮光効果に優れていた。
- 試験詳細：前記モジュールに遮光物を被せ電圧を測定した。
①遮光前開放電圧：37V
②コンパネ1枚（マジック1個分は遮光せず）：8V
③コンパネで全面を被った：4V
④ダンボール：18V
⑤難燃性完全遮光シート：0V
⑥完全遮光シート：0V
難燃性完全遮光シートデータ
１．化学物質等及び会社情報
| 製品の名称 |
難燃性完全遮光シート（東光映材 特注品） |
| 会社名 |
アキレス株式会社 プラスチック工場 |
| 住所 |
栃木県足利市借宿町668 |
２．危険有害性の要約
| 重要危険有害性及び影響 |
該当しない |
| ＧＨＳ分類 |
分類基準に該当しない |
３．組成及び成分情報
| 単一製品・混合物の区分 |
―（成形品） |
| 化学特性 |
軟質ポリ塩化ビニル（ＤＥＨＰ、リン酸トリフェニル、安定剤、カーボンブラック、その他を含む） |
| ＰＲＴＲ該当物質の含有 |
ＤＥＨＰ、リン酸トリフェニル |
| 労働安全衛生法通知対象物質 |
ＤＥＨＰ、リン酸トリフェニル、カーボンブラック |
| 危険有害成分 |
該当しない |
分類に寄与する不純物及び
安定化添加物 |
情報なし |
４．応急処置
| 吸入した場合 |
― |
| 皮膚に付着した場合 |
特に応急処置不要 必要により医師の診断を受ける |
| 目に入った場合 |
洗眼する 必要により医師の診断を受ける |
| 飲み込んだ場合 |
吐き出す 必要により医師の診断を受ける |
５．火災時の措置
| 消火剤 |
水及び粉末消火剤 |
| 特有の危険有害性 |
火災によって刺激性の強い塩化水素ガスを発生するおそれがある |
| 消化を行う者の保護 |
防毒マスクの着用 |
６．漏出時の措置
【人体に対する注意事項】
| 保護具及び緊急時措置 |
特になし |
| 環境に対する注意事項 |
特になし |
| 回収、中和 |
専門業者に依頼すること |
７．取り扱い及び保管上の注意
【取扱い】
| 技術的対策 |
該当しない |
| 局所排気・全体換気 |
該当しない |
| 安全取扱い注意事項 |
重量物であることを意識し、急に持ち上げたり、放り投げたりしないこと。全ての安全注意を読み理解するまで取扱わないこと。 |
【保管】
| 混触禁止物質 |
特になし |
| 保管条件 |
高温、多湿、直射日光、火気を避けること。 |
| 容器包装材料 |
情報なし |
８．暴露防止及び保護措置
【保護具】
| 呼吸器の保護具 |
特になし |
| 手の保護具 |
特になし |
| 目の保護具 |
特になし |
| 皮膚及び身体の保護具 |
特になし |
９．物理的及び化学的性質
| 物理的状態 |
個体 |
| 形状 |
フイルム |
| 色 |
クロ |
| 臭い |
ほとんどなし |
| ｐＨ |
該当しない 物理的状態が変化する |
| 特定の温度 |
非晶性ポリマーの為、明確な融点なし |
| 密度 |
1.22～1.26 |
| 溶媒に対する溶解性 |
ＴＨＦ、ケトン類に可溶 |
１０．安定性及び反応性
| 安定性 |
通常の温度下では安定である |
| 危険有害反応可能性 |
該当しない |
| 避けるべき条件 |
高温、多湿、直射日光、火気 |
| 混触危険物質 |
特になし |
| 危険有害な分解生成物 |
火災によって刺激性の強い塩化水素ガスを発生するおそれがある |
１１．有害性情報
【有害（健康）影響】
| 吸入 |
― |
| 経口摂取 |
情報なし |
| 皮膚 |
情報なし |
| 眼 |
情報なし |
１２．環境影響情報
| 環境に対する有害性 |
情報なし |
| 生体毒性 |
情報なし |
| 残留性・分解性 |
生分解性はないと考えられる |
| 土壌中の移動性 |
情報なし |
| オゾン層有害性 |
情報なし |
１３．廃棄上の注意
| 残余廃棄物 |
専門業者に依頼すること |
| 汚染容器・包装 |
該当しない |
１４．輸送上の注意
| 国際規制 |
該当しない |
| 国内規制 |
該当しない |
| 特別安全対策 |
輸送に関しては、直射日光を避け、水濡れに注意し、荷崩れ防止措置を確実に行うこと。 |
１３．廃棄上の注意
| 残余廃棄物 |
専門業者に依頼すること |
| 汚染容器・包装 |
該当しない |
１４．輸送上の注意
| 国際規制 |
該当しない |
| 国内規制 |
該当しない |
| 特別安全対策 |
輸送に関しては、直射日光を避け、水濡れに注意し、荷崩れ防止措置を確実に行うこと。 |
１５．適用法令
【消防法】
| 指定可燃物 |
市町村条例を参照ください |
| 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 |
産業廃棄物 |
１６．その他の情報
【含有しているＰＲＴＲ第一種指定化学物質】
| 政令番号 355 |
ＤＥＨＰ 22～28ｗｔ％ |
| 461 |
リン酸トリフェニル 3ｗｔ％未満 |
【労働安全衛生法 通知対象物質】
| ＤＥＨＰ |
22～28ｗｔ％ |
| リン酸トリフェニル |
ｗｔ％未満 |
| カーボンブラック |
3ｗｔ％未満 |
| 毒物及び劇物取締法対象物質の含有 |
無し |
| ＧＨＳ分類対象物質の含有 |
有り |
フタル酸系可塑剤は食品衛生法の「おもちゃの規格基準」、「器具及び容器包装の規格基準」の制約あり。欧州への輸出に関しては、REACH規制による高懸念物質の含有有無を確認ください。
本製品はＳＤＳ制度の定めるところのＳＤＳの提供が義務付けられるべき製品の対象外である「固形物」に該当する為、ＳＤＳは必要とされておりません。従いまして、本安全データシートは、ＳＤＳの書式を定めた「JIS Z 7253：2012」に準拠した形で作成を致しました。
記載内容の取り扱い
本記載内容は現時点で入力できる資料、情報、データに基づいて作成しておりますが、含有量、物理化学的性質、危険、有害性等に関しましては、いかなる保証をなすものではありません。また、注意事項は、通常の取り扱いを対象にしたもので、特殊な取り扱いの場合には、用途、用法に適した安全策を実施の上、御利用ください。